本州の南西部に位置する石見銀山は、標高600メートルに達する山々の集まりであり、16世紀から20世紀にかけて利用されていた大規模な鉱山、精錬所、鉱山集落の遺跡があります。この場所には、銀の鉱石を海岸まで運ぶために使用されたルートや、韓国や中国に輸送された港町も存在しています。この鉱山は、16世紀から17世紀にかけて日本と東南アジアの経済的発展に大きく貢献し、日本で銀や金の大量生産が行われるきっかけとなりました。現在、鉱山の地域は森林に覆われています。この場所には、要塞、神社、海岸への街道の一部、そして鉱石が出荷された富ヶ浦、沖泊、湯の津の3つの港町も含まれています。 CC-BY-SA IGO 3.0に基づきwhc.unesco.orgから翻訳されました
登録名
石見銀山遺跡とその文化的景観
英語名
Iwami Ginzan Silver Mine and its Cultural Landscape