元オスマン帝国の首都エディルネの街の中で、四つの細長いミナレットと一つの大きなドームを持つ正方形のモスクが、一番目立っています。16世紀における最も有名なオスマン帝国の建築家シナンは、この建物群を自身の最高傑作と考えており、それにはマドラサ(イスラム教の学校)、屋根付きの市場、時計塔、外庭、図書館が含まれています。イズニクタイルを使用した内装装飾は、その最盛期の芸術形式を示しており、この素材においては未だに比類なきものです。この建物群は、モスクを中心とした建物群であり、一つの組織として管理されているオスマン帝国のクリイェの最も調和のとれた表現とされています。 CC-BY-SA IGO 3.0に基づきwhc.unesco.orgから翻訳されました