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コートジボワール北部のスーダン様式モスク群

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コートジボワール北部のスーダン様式モスク群の評価と世界ランキング

4.0
 世界ランキング 423位 

(全1157遺産中)

コートジボワール北部のスーダン様式モスク群の概要

テングレラ、クート、ソロバンゴ、サマティギラ、ナンビラ、コング、カオアラに位置するスーダン風の8つのモスクは、土造りの建築、突き出した枠組み、陶器やダチョウの卵で飾られた垂直な支柱、切り詰められたピラミッドの形をした高いまたは低いミナレットを特徴としています。これらは、12世紀から14世紀にかけてマリ帝国の一部であったジェンネ市で起源を持つ建築様式の解釈を示しており、その繁栄は砂漠を越えたサハラから北アフリカへの金と塩の貿易によってもたらされました。特に15世紀からは、この様式が南部へ広まり、砂漠地域からスーダンのサバンナ地帯に至るまで、より湿潤な気候に適した低い形状と強い支柱を採用しました。これらのモスクは、20世紀初頭にはまだ数百あったが、コートジボワールに残る20の最も保存状態の良いものです。これらのモスクを特徴づけるスーダン様式は、西アフリカのサバンナ地帯に特有で、11世紀から19世紀にかけてマリ帝国から南下したイスラム商人や学者が、トランサハラの貿易路を森林地帯に拡大する過程で発展しました。これらのモスクは、イスラム教の拡大とイスラム文化を促進したトランサハラの貿易の非常に重要な証拠であるだけでなく、アラブ・ベルベル人によって実践されてきたイスラム教の形式と、土着のアニミストのコミュニティの建築形式との融合の具体的な表現でもあります。
CC-BY-SA IGO 3.0に基づきwhc.unesco.orgから翻訳されました

登録名コートジボワール北部のスーダン様式モスク群
英語名Sudanese style mosques in northern Côte d’Ivoire
登録年2021年登録
地域西アフリカ
国名 コートジボワール
登録区分世界文化遺産
登録基準(ii)(iv)
登録名コートジボワール北部のスーダン様式モスク群
英語名Sudanese style mosques in northern Côte d’Ivoire
登録年2021年登録
地域西アフリカ
国名 コートジボワール
登録区分世界文化遺産
登録基準(ii)(iv)

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